May 07, 2010

FXにはどのように危険ですか

資産運用についてFXという言葉をよく聞く。少額から始めて、投資の比較的大きな利益が期待できるので、初心者にも手を簡単なようだ。気がつかない間に大きな金額の借金を背負うことになる危険性はないと思うが。元金がゼロになるようなリスクはあるようだ。言葉は悪いが、FXは初心者には賭けの種類に近いかもしれない。
やっぱり人生は短いものなので、どうせなら少しでも大きく儲けたいものですね。時間も限界があることなので、一度に投資するお金は大きい方がいいですね。そして、その意味でもFXは人気のようなことがCFDにもできますね。 CFDの場合、FXとは異なり、為替レート以外の取引でも、そのシステムを使用することが大きく、収益性が高いです。
 史上最高値水準での推移を続けている円相場と、米国の景気先行きに関する話題が連日ニュースで取り上げられています。8月5日には、米国の長期国債の格付けが最上級のトリプルAから格下げされ、9日には米連邦準備理事会(FRB)が2013年半ばまではゼロ金利政策を継続すると表明しました。米国の景気回復への失望感が米ドルを売る動きにつながり、結果的に円高へとつながっています。米国景気の回復への道すじは示されたとはまだ言い難く、少なくとも投資家が楽観的な印象を持つまで、しばらくはドル安・円高が続くのかもしれません。

【南はるなのFXのヒミツ:為替ニュースが難しい……まずは三大通貨の関係を理解しよう】

 長期国債、格下げ、ゼロ金利、円高……表面的な言葉を理解したとしても、それらが為替市場でいったいどういう意味を持つものなのか、なかなか実感しづらいと思います。特に、米国の景気がどのように日本の円高に結びついているのかについては、世界の基軸通貨である「米ドル」「ユーロ」「円」(世界三大通貨)の関係が理解できると、グッと分かりやすくなると思います。

●基軸通貨になったのは米ドルと英ポンドのみ

 基軸通貨とは、国際的な決済手段として広く使用されている通貨のことを言い、いわば為替取引の中心的存在です。歴史をひもとくと、過去に基軸通貨となった通貨は米ドルと英ポンドの2つのみで、英ポンドが基軸通貨であったのは第2次世界大戦のころまで。

 第1次・第2次世界大戦以前の英国は世界最大の輸出国であり、国際的な金融の中心地でもありました。しかし、戦争によって欧州全体が経済的に疲弊していったのと同時期に、軍事需要によって輸出量を伸ばした米国の経済が急成長したことから、次第に世界の決済通貨は米ドルへと移行していったのです。以降、現在に至るまで米ドルは世界最大の取引高を保っています。

 基軸通貨である米ドルは、一見して米ドルが関係してないように見える取引でも、実は取引を仲介する役割を担っています。例えば、私たちが「豪ドル/円」の取引をする際に、そこに米ドルの存在を意識することはないと思いますが、裏側では2つの通貨をつなぐ役割を果たしています。「豪ドル/円」の取引は、一旦、円で米ドルを買い、米ドルで豪ドルを買うことで成り立っていますから、「米ドル/円」と「豪ドル/米ドル」のレートを掛け合わせて「豪ドル/円」のレートが生成されているのです。

 ちなみに、このように米ドルが介在した円がらみの通貨ペアを「クロス円」と呼びます。経済ニュースでも頻繁に登場している言葉ですので、覚えておくとよいかもしれません。

●取引高が最も多いのは「米ドル」

 「米ドルの取引高は世界最大」と書きましたが、具体的にはどのくらいの規模なのでしょうか。BIS(国際決済銀行)が2010年10月に発表したデータによると、世界の為替取引の1日当たりの総額約4兆ドルのうち、米ドルがらみの取引は全体の84.9%(ただし、取引には2つの通貨が関係しますので、総数を200%としています)です。次に取引高が多いユーロは39.1%、円は19.0%ですから、世界三大通貨といえ、米ドルとの差は歴然としています。なお、かつての基軸通貨、英ポンドの割合は12.9%となっています。

 通貨ペア毎の取引比率でみると、最も取引が多いのがユーロ/米ドルで全体の28%、続いて米ドル/円が14%、英ポンド/ドルは9%(こちらの総数は100%です)。

 米国の景気回復への失望感が広がる中、投資家はより安全な投資先に資産を移そうと考えます。最近は、安全性が高いとされる「金」などにマネーが流れる傾向もありますが、外貨としての保有を考えるなら、米ドルの代替候補の一番手はユーロ、次に円ということになります。ユーロは米ドルに次ぐ“準主役級”の通貨ですが、ご存じのとおり、現在は経済的に不安のある国々を圏内に抱えている状態ですから、資産を米ドルからユーロに移すだけでは心配です。そこで、相対的に安全性が高いと考えられる日本円が買われるのです。

 そうはいっても「日本も今大変な状態ではないか!」と思う人もいるでしょう。もちろん日本経済にも問題が山積していますが、それでも巨額の貿易黒字を計上する国であり、また、日本国債のほとんどが国内で保有されている点で他国とは異なっていますから、他との比較において、まだ安全性が高いとみられているのです。

●国際市場で自由に取引できない「人民元」

 現在は三大通貨のいずれも元気がない状態ですが、今後これらに代わる通貨はないのでしょうか。国際市場で他の通貨と自由に取引ができる通貨は、三大通貨以外にも英ポンドや豪ドル、加ドル、スイスフランなど多数ありますが、為替市場で影響力を持つためには、さまざまな条件を満たす必要があります。

 まず十分な市場規模(取引高)があることは必須条件で、ここがクリアされていなければ世界的な需給のバランスを吸収することができません。また、国としての世界経済への影響力の大きさ、貿易量の大きさ、通貨価値が安定していること、各国の外貨準備金として認められていることなどが挙げられます。英ポンドや豪ドル、加ドル、スイスフランなどの通貨の取引高は、いずれも世界市場のうち数パーセントほどであり、三大通貨とは大きな開きがあります。

 最近では、中国がGDPで世界第2位となり、その動向は世界経済に大きな影響を与えるまでになっていますので、人民元に注目されている人もいるでしょう。確かに中国の経済成長は著しいのですが、人民元はまだ規制通貨とされており、国際市場で自由に取引することができません。ただし、中国の動向は、貿易の関係が深い米ドルや豪ドルの相場変動に反映されています。

 こういった点から考えてみると、米ドル中心の為替市場の図式はそう簡単には変わらないと思われます。日本においては、政局が大きく変化していますが、このまま円高が続くのかどうか、今後も経済ニュースからは目が離せない状況が続きそうですね。

【南はるな,Business Media 誠】


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